2006年６月３日 観戦記 セパ交流戦
阪神タイガースvs福岡ソフトバンクホークス（甲子園球場）
この日は３連戦の２戦目。前日（6/2）は完封負けを喫してしまったので、今日は借りを返したいホークス。
宿直明けだった管理人は、職場から甲子園に直行。入場したのは、試合開始の約１時間前でした。
先週の土日に福岡遠征に同行して下さったバッターボックスさんの他、いつもの観戦仲間であるＭリーダー、Ｋ君と落ち合い、一緒にレフトスタンドのビジター席に。
すぐ後に、『よう』さんも合流し、挨拶を済ませて、試合開始を待つ。
試合開始。両先発投手は、杉内vs安藤。
１回表、ホークスは松中の内野安打に失策が絡んで、幸運にも１点を先制。
しかし、２回裏、二死２塁から関本のサードへの打球を松田が捕るが、一塁へ悪送球…その間に走者・濱中が生還して同点。またしても、ミスで相手に得点を許す試合に。
すかさず３回表、柴原の２点タイムリー３ベース、ズレータのタイムリーで３点を追加し、４−１！
その裏は杉内がタイガースのバント失敗にも助けられ、無失点に。
このまま、ホークスが優位に試合を運ぶと思われたんですが…
４回裏、杉内は先頭の２番藤本、３番シーツに連続ヒットを打たれ、金本は三振に仕留めるが濱中にタイムリーを喫し、２点差…。
続く鳥谷はショートフライに打ち取り、なんとか凌ぐかと思ったが、関本に四球で二死満塁。
ここで、なんと、矢野にグランドスラムを浴びてしまい、４−６に！
横で観ていたＫ君はガックリと肩を落とし、我々の数段後ろに座ったホークスファンからは、杉内への辛らつな野次が…。
しかし、ホークスもすぐさま反撃。５回表、タイガースはこの回から能見がリリーフ登板。一死から柴原、松中が連続ヒット。
ここでズレータがライトへタイムリー２ベースを放ち、１点差。
さらに一死２，３塁から代打・大道の犠飛で同点とし、二死３塁から松田のタイムリーで逆転！中盤から点の取り合いとなり、目まぐるしい展開に…。
一方のホークスも杉内をマウンドから降ろし、５回から佐藤誠がリリーフ。ホークスが５回表に攻略した能見がそのまま６回表も続投だったので、さらなる追加点を期待したが、６回表は無得点。
その後、ホークスは６，７回の２イニングを吉武が抑えるが、打線はタイガースが７回から投入したダーウィンの前に追加点を奪えず。１点リードのまま、逃げ切って欲しかったのですが…。
８回裏。この回からリリーフ登板の篠原が、いきなり金本にヒットを打たれ、続く濱中は一塁ゴロで凌ぐが、鳥谷に四球で一死１，２塁のピンチを残して降板…。
ここで藤岡にスイッチ。藤岡は、代打・桧山を三振に仕留め、二死に。このまま抑えきって欲しいところだが、続く矢野に四球。さらに代打・片岡にも四球を与えてしまい、押し出しとなって、また８−８の同点…
ただ、敢えて言わせて貰うと…他のホークスファンの方のブログにも書かれていましたが、球審のストライク・ボールの判定が曖昧で、どう見てもおかしかった！
全く同じ球種で同じコースの球が、場面によってストライクになったり、ボールになったり…。藤岡の持ち味である速球でコースを突く投球が存分に発揮されず、続く赤星には甘いコースに入ってしまい、ヒット性の打球を打たれるが、ラッキーにもセカンド正面へのライナーで、この回は何とか同点止まり。
９回表、ホークスは２番・川崎からの好打順だったが、タイガースの４番手リリーフ・ウィリアムスの前に三者凡退。勝ち越しならず。
９回裏も藤岡が続投でしたが、一死からシーツ、金本に連続ヒットを打たれて、一死１，２塁。続く濱中を２ストライクと追い込み、さらにインコースの球をスイング…外野から見ると「ファウルか…いや、三振か？」という感じでしたが、なんと判定は死球…さすがに、これはおかしい！
当然、ホークスベンチからは王監督が出てきて球審に抗議。レフトスタンドから観ていた我々の目にはファウルに映ったし、たとえ投球が身体に当たったとしても、スイングの場合はストライク判定で、濱中は三振のはず…。結局、抗議は受け入れられず、ハーフスイングぎりぎりでバットを止めたということで、濱中は一塁へ歩き…一死満塁。絶対絶命。
８回、９回と不可解な判定でリズムを狂わしてしまった藤岡には、この窮地を切り抜けられる術はありませんでした。続く鳥谷には、前進守備の一・二塁間をゴロで破られ、万事休す…
ホークス ７−８ｘ タイガース
打線の援護を貰いながら踏ん張れず、先発投手としての責任を果たせなかった杉内にはガッカリさせられたけど、藤岡は可哀想だったな…と思いました。
レフトを守る松中がピッチングの動作をして、「もっと腕を振れ！」とゼスチャーつきでゲキを飛ばしてましたが、藤岡の球そのものは悪くなかった。ルーキーでもあるし、球場のほぼ360度タイガースファンという甲子園特有の雰囲気には慣れてなかっただろうし。球審のあやふやな判定でリズムを崩し、コースが甘くなってしまった感じでした。
「審判の判定は絶対」とは言うし、選手達は判定に不満を持ちつつも言い訳はしないんだろうけど…球審まで甲子園の雰囲気に飲み込まれてしまったのか！？と言いたくなる。
追いつ追われつのシーソーゲームで、見どころ満載の試合でしたが、後味はよくなかった。
試合後、Ｍリーダー、バッターボックスさん、ようさんの３人はヤケ酒を飲みに向かいましたが、自分は夜に所用があったので帰ることに。
球場を出たところで、Ｋ君とも「明日こそ勝とう！」と声を掛け合って別れ、阪神電車に乗り込んで家路につきました。
阪神タイガースvs福岡ソフトバンクホークス（甲子園球場）
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昨年はホークスの３タテに終わったが、三瀬の金本への危険球を巡る騒動もあり、今年はタイガースが３タテのリベンジに燃えていることも手伝って、関西でも何かと注目度が高い甲子園でのタイガースvsホークスの３連戦。この日は３連戦の２戦目。前日（6/2）は完封負けを喫してしまったので、今日は借りを返したいホークス。
宿直明けだった管理人は、職場から甲子園に直行。入場したのは、試合開始の約１時間前でした。
先週の土日に福岡遠征に同行して下さったバッターボックスさんの他、いつもの観戦仲間であるＭリーダー、Ｋ君と落ち合い、一緒にレフトスタンドのビジター席に。
すぐ後に、『よう』さんも合流し、挨拶を済ませて、試合開始を待つ。
試合開始。両先発投手は、杉内vs安藤。
１回表、ホークスは松中の内野安打に失策が絡んで、幸運にも１点を先制。
しかし、２回裏、二死２塁から関本のサードへの打球を松田が捕るが、一塁へ悪送球…その間に走者・濱中が生還して同点。またしても、ミスで相手に得点を許す試合に。
すかさず３回表、柴原の２点タイムリー３ベース、ズレータのタイムリーで３点を追加し、４−１！
その裏は杉内がタイガースのバント失敗にも助けられ、無失点に。
このまま、ホークスが優位に試合を運ぶと思われたんですが…
４回裏、杉内は先頭の２番藤本、３番シーツに連続ヒットを打たれ、金本は三振に仕留めるが濱中にタイムリーを喫し、２点差…。
続く鳥谷はショートフライに打ち取り、なんとか凌ぐかと思ったが、関本に四球で二死満塁。
ここで、なんと、矢野にグランドスラムを浴びてしまい、４−６に！
横で観ていたＫ君はガックリと肩を落とし、我々の数段後ろに座ったホークスファンからは、杉内への辛らつな野次が…。
しかし、ホークスもすぐさま反撃。５回表、タイガースはこの回から能見がリリーフ登板。一死から柴原、松中が連続ヒット。
ここでズレータがライトへタイムリー２ベースを放ち、１点差。
さらに一死２，３塁から代打・大道の犠飛で同点とし、二死３塁から松田のタイムリーで逆転！中盤から点の取り合いとなり、目まぐるしい展開に…。
一方のホークスも杉内をマウンドから降ろし、５回から佐藤誠がリリーフ。ホークスが５回表に攻略した能見がそのまま６回表も続投だったので、さらなる追加点を期待したが、６回表は無得点。
その後、ホークスは６，７回の２イニングを吉武が抑えるが、打線はタイガースが７回から投入したダーウィンの前に追加点を奪えず。１点リードのまま、逃げ切って欲しかったのですが…。
８回裏。この回からリリーフ登板の篠原が、いきなり金本にヒットを打たれ、続く濱中は一塁ゴロで凌ぐが、鳥谷に四球で一死１，２塁のピンチを残して降板…。
ここで藤岡にスイッチ。藤岡は、代打・桧山を三振に仕留め、二死に。このまま抑えきって欲しいところだが、続く矢野に四球。さらに代打・片岡にも四球を与えてしまい、押し出しとなって、また８−８の同点…
ただ、敢えて言わせて貰うと…他のホークスファンの方のブログにも書かれていましたが、球審のストライク・ボールの判定が曖昧で、どう見てもおかしかった！
全く同じ球種で同じコースの球が、場面によってストライクになったり、ボールになったり…。藤岡の持ち味である速球でコースを突く投球が存分に発揮されず、続く赤星には甘いコースに入ってしまい、ヒット性の打球を打たれるが、ラッキーにもセカンド正面へのライナーで、この回は何とか同点止まり。
９回表、ホークスは２番・川崎からの好打順だったが、タイガースの４番手リリーフ・ウィリアムスの前に三者凡退。勝ち越しならず。
９回裏も藤岡が続投でしたが、一死からシーツ、金本に連続ヒットを打たれて、一死１，２塁。続く濱中を２ストライクと追い込み、さらにインコースの球をスイング…外野から見ると「ファウルか…いや、三振か？」という感じでしたが、なんと判定は死球…さすがに、これはおかしい！
当然、ホークスベンチからは王監督が出てきて球審に抗議。レフトスタンドから観ていた我々の目にはファウルに映ったし、たとえ投球が身体に当たったとしても、スイングの場合はストライク判定で、濱中は三振のはず…。結局、抗議は受け入れられず、ハーフスイングぎりぎりでバットを止めたということで、濱中は一塁へ歩き…一死満塁。絶対絶命。
８回、９回と不可解な判定でリズムを狂わしてしまった藤岡には、この窮地を切り抜けられる術はありませんでした。続く鳥谷には、前進守備の一・二塁間をゴロで破られ、万事休す…
ホークス ７−８ｘ タイガース
打線の援護を貰いながら踏ん張れず、先発投手としての責任を果たせなかった杉内にはガッカリさせられたけど、藤岡は可哀想だったな…と思いました。
レフトを守る松中がピッチングの動作をして、「もっと腕を振れ！」とゼスチャーつきでゲキを飛ばしてましたが、藤岡の球そのものは悪くなかった。ルーキーでもあるし、球場のほぼ360度タイガースファンという甲子園特有の雰囲気には慣れてなかっただろうし。球審のあやふやな判定でリズムを崩し、コースが甘くなってしまった感じでした。
「審判の判定は絶対」とは言うし、選手達は判定に不満を持ちつつも言い訳はしないんだろうけど…球審まで甲子園の雰囲気に飲み込まれてしまったのか！？と言いたくなる。
追いつ追われつのシーソーゲームで、見どころ満載の試合でしたが、後味はよくなかった。
試合後、Ｍリーダー、バッターボックスさん、ようさんの３人はヤケ酒を飲みに向かいましたが、自分は夜に所用があったので帰ることに。
球場を出たところで、Ｋ君とも「明日こそ勝とう！」と声を掛け合って別れ、阪神電車に乗り込んで家路につきました。