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2007年5月19日 観戦記

福岡ソフトバンクホークスvs北海道日本ハムファイターズ(福岡ヤフードーム)

自分にとって、今シーズン初の福岡遠征。
5/19〜20の休みを利用して、対ファイターズ2連戦を観戦することに。
この19日は、仕事(宿直)が終わると、職場からそのまま新幹線の姫路駅に直行。少し時間があったので、昼食を摂ってから新幹線に乗り込み…車内で爆睡しているうちに、岡山あたりまで行ってました(^^;

15:40頃に博多に着き、ホテルにチェックインしてから、直通バスでドームに移動。
自分のために観戦チケットを手配してくれていた福岡在住の知人と連絡を取って合流し、急遽観戦することになった長崎在住のホークス仲間・こっぱさんとも久々に会って、色々と話が出来ました。
ライトスタンドの座席に行くと、ラフレシアさんと、そのお友達も隣の席に居たので、挨拶を交わし、プレーボールを待つ。

試合開始。ホークスの先発投手はガトームソン。
ガトームソンは立ち上がりさえ良ければ…と思っていたのですが、その不安視された立ち上がり、1回表にいきなり先頭打者の森本にライト前にヒットを打たれ、田中賢の犠打を挟んで、稲葉にタイムリーを浴び、あっさりとファイターズに先取点を献上…。
2回表にも、下位打線に連打を浴びて、森本の犠飛でファイターズが2点目…。
開始早々、ファイターズに試合の主導権を握られる。

ファイターズの先発投手は、プロ入り2年目の木下達生投手。ルーキーの昨シーズンは2試合に登板し、0勝1敗、防御率7.56。
今シーズンは初登板で、実績はないに等しく、ルーキー同然…というホークスナインの油断はなかったと思いますが、彼に関するデータも少ないし、ホークスは『初物』に弱いというイメージもあり、不安もありました。
その不安が的中することに…。
ホークス打線は、序盤は木下の前にほとんど走者すら出せず、5回まで散発の2安打。

ガトームソンも立ち直りの兆しを見せ、3〜5回はファイターズを無失点に封じ込めますが、6回、8番・小谷野、9番・鶴岡の下位打線に連続タイムリーを浴び、0−4…。
その裏のホークスは大村、本多が連続ヒットで無死1,2塁とし、続くは多村、松中、小久保のクリーンアップ。反撃ムードが徐々に高まり、さらに多村のヒットでドームは大いに盛り上がりました!が…ここで、二塁走者の大村が、一気に本塁を狙い、タッチアウト…。
大村は、多村の打球がハーフライナーで遊撃手の頭上を越えていったため、打球の行方を見てからスタートを切ったんだけど、サードコーチャーの森脇が、何を思ったか、大村に本塁突入を指示し、憤死…
まだ無死である、ホークスは4点ビハインドで走者を貯めるべき場面である…どう考えても、無理して大村を突っ込ませるケースではない。
無死満塁で4番・松中、5番・小久保と続く局面を迎えていたら、実績の少ない木下投手には重圧にもなり、この回で攻略できていたかも知れない…
野球に「れば」「たら」は禁句ではあるけど、やっぱり、判断ミスだったと思います。

結果的に、この6回裏が試合の流れを決定づけてしまった。
8回裏にはリリーフの三瀬がセギノールにソロアーチを打たれ、0−5に。
終盤は、ホークス打線は木下に簡単にひねられ、万事休す。
プロ2年目・木下投手の、プロ入り初完封勝利の引き立て役となってしまいました。

ホークス 0−5 ファイターズ

試合後、一緒に観戦していた友人のケータイに、地元福岡のホークスファンのお仲間から連絡が入り、博多駅近くの居酒屋で彼らと一緒に飲むことに。
博多駅に着くと、だいずさん89さんじゅなさん…といった面々が、試合観戦の予定はなかったのに、はるばる博多まで出てきて、我々を出迎えて下さっていました。
本来なら祝勝会となるはずが、残念会となってしまいましたが、野球以外にも、色んな皆さんのプライベートなお話が聞けて、楽しかった!
まぁ、試合の話題になると、「まさか木下に完封されるとは…」「最初、『木下って誰?』と思ったけどねぇ。相変わらず、初物に弱い」「松中の調子が上がって来ないねぇ…」など等、ため息の連続でしたが…( -_-)

午後11時頃に解散となり、明日はデーゲームの観戦なので、それに備え、自分もホテルに戻ると早々と就寝。

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