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2009年7月8日 観戦記

オリックスバファローズvs福岡ソフトバンクホークス(京セラドーム大阪)
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7月の関西三連戦の2戦目となったこの試合は、大阪在住の友人と一緒に観戦。
この友人は、スポーツ観戦に興味はあるものの、野球を観るのは初めてということで、お誘いすると喜んで応じてくれました!
テレビ中継では味わえない、球場独特の雰囲気を味わって楽しんでくれたら、嬉しい限り。

友人と大正駅で待ち合わせ、近くのコンビニで飲食物を買い込んでから、京セラドームへ。
着いたのは16時40分くらいでしたが、まだ開場しておらず、外野の10番ゲート前もホークスファンが長蛇の列…

 

試合開始1時間前の17時に、ようやく開門し、我々もレフトスタンドの、応援団が陣取るやや左斜め後方の座席に着いて、選手達の練習を眺めながら、プレーボールを待つ。

先発投手は、バファローズが金子、ホークスは藤岡。
両軍のスタメンは、以下の通り(写真クリックで拡大表示)

 

18時に試合開始。
1回表、ホークスは、金子の立ち上がりを攻め、本多の内野安打と盗塁を足掛かりに、オーティズの内野ゴロの間に幸先良く1点を先制!
続く2回には、小久保と多村の連続ヒットで走者を貯め、松田のライトへのタイムリー2ベースで、2点を追加!
序盤から、ホークスが3点リードで、試合の主導権を握る。

  

先発投手の藤岡は、3回まではほぼ完璧なピッチング。
4回裏に、北川のタイムリーで1点を返され、さらにピンチが続いたが後続は抑え、5回裏は再びバファローズ打線を三者凡退に退けて、試合の流れを引き渡さず。
結局、藤岡は6回途中で降板したが、5回2/3を被安打5、奪三振5、無四死球、自責点1で凌いで、ゲームを作った。



ホークス打線は、好投の藤岡を援護するためにも追加点が欲しいところだったが、3回以降は金子が完全に立ち直ってしまい…
ところどころで走者を出しても、併殺打などで打線が繋がらない。
金子の球威が落ちてきた7回には、長谷川、松田の連打で一死1,2塁と絶好のチャンスを作るが、ここでも田上が併殺打…orz
7回で金子を降板させたものの、8〜9回は清水−大久保−菊地原のリレーの前に、ホークスは追加点を奪えず。

しかし、一方のホークス投手陣も、6回途中から藤岡をリリーフした攝津が7回まで、8回はファルケンボーグが三者連続三振にバファローズ打線を抑える完璧リリーフ!
攻撃面ではフラストレーションが溜まるが、磐石の投手リレーがモノを言い、何だかんだで9回表を終わって、2点リード。
あとは守護神・馬原に任せれば大丈夫!と、この時点では楽勝かと思ったが…

  

9回裏、この回から登板の馬原が、一死後からカブレラにヒットを許し、北川には四球…さらに暴投を挟んで、大村には死球を与え、一死満塁の大ピンチに!
「おいおい〜、なにやっとんねん!」「しっかりしてくれ〜!」と、ざわめき出すレフトスタンド…
はるばる九州から駆けつけたファンも多くいて、「マハラー!何しよると!!」と、怒りの声が上がる。
さらに、続く下山の打ったライト線を破りそうな打球がファウルになり、「うわぁ〜!あぶねぇ!!」「勘弁してくれ」の声が…
下山は何とか三振に仕留め、よし、あとひとり!
だが、続く代打・小瀬の打球が三塁への高いバウンドの内野安打になり、1点差!しかも二死満塁!!
ライト側のバファローズファンは大騒ぎで、レフト側は悲鳴と怒号が渦巻く中、我々も「やばいやばい!」「何でもエエから抑えてくれ!」と祈るような気持ちになったが…

ベンチからコーチが、そして内野手もマウンドに駆け寄って、馬原も開き直れたか、続く打者・辻はショートゴロに仕留め…
どうにかこうにか、ゲームセット!!
まさにギリギリの、薄氷の勝利となっただけに、レフトスタンドは喜びが爆発!
自分も「よっしゃー!!」と雄叫びをあげて、周りにいた見知らぬホークスファン達と握手、そして友人ともハイタッチを交わし、喜びを分かち合った。

ホークス 3−2 バファローズ



友人には、何よりも球場の雰囲気を味わってもらおうと思ってましたが、回が進むに連れて、周りのファンと同様にテンションを上げて来て…
9回裏は、僕同様にハラハラしながら観て、勝負が決すると、一緒に喜びを爆発!(^^;
その後は、勝利を祝う応援団主導の『二次会』にも楽しみながら立ち会って、もうすっかり、ホークスファンの一員となってくれたようです(^^)
「やっぱり、生で観ると迫力が違う!楽しかった!」と言ってくれたので、また行きましょう!と約束を交わし、帰途に着きました。

 

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