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2010年10月19日 観戦記 パ・リーグCSファイナルステージ 第6戦

福岡ソフトバンクホークスvs千葉ロッテマリーンズ(福岡ヤフードーム)
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パ・リーグのペナントレースは終了し、ホークスが奇跡とも言える逆転優勝!
もう既に優勝は決めているとはいえ、クライマックスシリーズ(CS)にも勝って、7年ぶりの日本シリーズ進出を決めたいところです。
だが…3位のマリーンズを迎えてのCSファイナルステージでは、ホークスに1勝のアドバンテージがあったものの、第4戦、第5戦とマリーンズが連勝し、とうとう、今日の最終戦までもつれ込みました。

たまたま、平日にしては珍しく、今日と明日が連休の私は、この最終戦のチケットを買ってはいたが、今日までもつれ込むことはないだろうと、半分はタカを括っていたため…
昨日の夜にホークスが敗れ、翌日(つまり今日)も試合があることが分かった時点で、福岡行きの準備を始め、今日の朝一番で旅行会社に赴き、往復の新幹線と宿の手配をして、そのまま新神戸からの新幹線に飛び乗ったのでした。

 

今日は一人での観戦でしたが、ホテルからドームへの移動中に、北九州在住の友人から電話が入り、「僕は行けないけど、精一杯、応援して来て欲しい!」「もつれ込んだけど、きょう勝てば全て良し!」等と話してから、ドーム内に入場。
また、入場してから、ネット上で交流のあった、地元福岡のホークスファンの男性・Gさんと初対面を果たし、挨拶を済ませてから、座席に着いて、試合開始を待ちます。

両軍のスタメンは、以下のとおり。



杉内、成瀬の両投手とも、中4日の先発登板ながら、立ち上がりは上々。
序盤は両軍とも得点できず、4回を終わって0−0。

しかし、5回表…簡単に二死を取ってから、杉内が急に崩れ、里崎、西岡に連続ヒットを打たれ、清田には四球を与えて、二死満塁。
井口には押し出しの死球、続くサブローにも四球で、なんと連続押し出し…
さらに今江にはセンター前に2点タイムリーを喫し、一挙に4点のビハインド。
ここで杉内は降板
し、森福が登板。エースが5回持たずに4失点でKOの、大誤算。



何とか試合の流れを呼び戻したいホークスは、6回から和田を投入。
和田は安定したピッチングで、6〜7回の2イニングをゼロに抑えるが、反撃すべきホークス打線は、相変わらず成瀬の前に沈黙…
ところどころで走者は出すが、連打にはならず…攻略の糸口すら見出せない。

 

8回表には、この回から登板のファルケンボーグが、ペナントレースでの安定感あふれるピッチングからは程遠い乱調で、金泰均にタイムリー、大松に2ランを打たれてしまい…
完全に、ジ・エンド。
結局、ホークス打線は、最後まで成瀬に手玉に取られ、僅か4安打で完封負け。
この瞬間、ホークスのCS敗退と、マリーンズの日本シリーズ進出が決まった。

ホークス 0−7 マリーンズ

グラウンドでは、マリーンズの選手達の輪ができて、西村監督の胴上げ。
マリーンズファンはもちろん、ドームのほとんどを占めるホークスファンからも、拍手が起こり、概ね祝福ムード。

かつての2004年、2005年のプレーオフとは違い、CSで敗退してもホークスの優勝は動かないので、私個人的にも「仕方ないか…」と、サバサバした感じで見ていました。
一通りのセレモニーの後には、マリーンズファンとホークスファンのエール交換にも立ち会えて、清々しい気分でドームを後にすることが出来ました。

  

話は前後しますが、5回裏終了時にHさんという福岡の方、試合終了後にはSさんという長崎からドームに来ていた方と、お会いしました。
お2人とも、ネット上では、ホークスファンとして色々とお話してましたが、実際にお会いするのは今日が初めて。
Hさんからは、福岡で放送された、ホークス優勝特番を録画したDVDをプレゼントされ、Sさんとは「日本シリーズは逃したけど、優勝は優勝だから…」「ロッテの胴上げも、なにげに感動しましたね」等と、苦笑い混じりで、お話しました(^^;
さらに、主婦で地元のホークスファンであるNさんともお会いしたのですが、関西では手に入らない『西スポ』紙を、お土産として下さりました m(_ _)m

挨拶を済ませてから、博多に戻り、駅前でラーメンを食べてから、ホテルで就寝。
翌朝、少し博多駅構内をブラブラしてから新幹線に乗り、帰途に着きました。

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