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2005年7月26日 観戦記

オリックスバファローズvs福岡ソフトバンクホークス(大阪ドーム)

この月は、とにかくホークスが強かった。
交流戦の終盤からずっと連勝が続き、観に行く人も楽しみで仕方なかったと思いますが、逆にいつ止まってしまうか怖くもあったね(^^;
9日のライオンズ戦で敗れ15連勝でストップしてしまい、反動が出ないかやや不安でしたが、さして連敗もせず、投打共に安定してました。
そんな強いホークスを観たくなったのか、この日は、去年からの観戦仲間でずっとご無沙汰していた大学生君と久々に合流しました。
もう一人、新メンバーの大阪の方も観戦に加わり、5名でレフトスタンドに陣取る。

スタメン発表。先発投手はホークスが斉藤和、バファローズは新外国人のスチュワート。
このスチュワート、先日のライオンズ戦で来日初登板をしたばかりで、とにかくデータがない…。
ホークス打線は、こういう「初モノ」には苦手な印象があるので、やや不安も抱きながらプレーボールを待つ。

その不安どおり、ホークス打線は毎回のように走者は出すが決定打が出ず、序盤は無得点。
特に2回表は、3安打して四球も選びながら、走塁ミスもあり点が入らず。
左腕投手で、球速、コントロールともに普通という感じだけど、変化球で巧くかわされている感じでした。

一方の斉藤は、3回裏にガルシアにライト前にタイムリーを打たれ、バファローズが先制。
毎回のようにヒットを許し、5回までに8安打…よく1失点で済んでるな(^^;
まぁ、ピンチに強く、要所を抑えるところは斉藤らしい。そんなこんなで、5回まで終わり0−1。

ところが6回表、先頭のバティスタがいきなりレフトへ同点ソロ!やっと見せ場が訪れ、盛り上がるレフトスタンド。
我々も「よーし!」とメガホンでハイタッチ。
点を取られ動揺したのか、スチュワートは続く松中に四球を与え、ここで降板。
バファローズは加藤大輔がリリーフ。一死後、加藤からズレータもヒット。続くカブレラのセカンドゴロは失策を誘い、その間に松中が生還し、逆転!

7回には、鳥越と川崎を塁上に置き、松中が3ラン!
これで4点リードとなり、流れは完全にホークス。

斉藤は毎回安打を喫し、7回までに11安打を許しながらも1失点でしのぎ、先発としての仕事を果たす。
もっとも、走者を出しながらも、なにげに点を取られそうな気はしなかったけどね。
8回裏は吉武が三者凡退で完璧リリーフ。5−1のまま9回裏、バファローズの攻撃に。観ている我々にも余裕が出てきて雑談モードに。

9回からは三瀬が登板。
甲子園でのタイガース戦で金本に死球を与えて以来、メンタル面で支障をきたしたのか、ずっと不調だったが、なんとか立ち直ってもらわないといけない投手。
4点差でセーブポイントはつかないが、調整としては良い場面での起用だったと思います。
先頭の北川を空振り三振に打ち取り、さすが!と思ったが、続く代打・牧田にレフトに運ばれ…一瞬、観ている我々は打球がどこに飛んだのかわからなかったんだけどね。アングル的にレフトのフェンス際の打球は全然見えないので。どうやら、レフト側のテラス席(ダイナーボックス)に飛び込んだらしい。
さらに、次打者の大西には、打った瞬間それと分かる大飛球をライトに運ばれ、連続被本塁打で2失点…。

残念ながら、ここで三瀬は降板し、馬原にスイッチ。
馬原は塩崎、後藤をきっちりと仕留め、ゲームセット! 馬原はこれで10セーブ目となりました。

ホークス 5−3 バファローズ

終わってみれば快勝というゲームでしたが、やはり、三瀬のスランプは気にかかりましたね。
この日の馬原の登板は、ホークスにとっては想定外だったはず。
三瀬は、調整したりミニキャンプをはるなどして、自信を回復させて一軍に戻ってきて欲しいと思いました。

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