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2007年8月12日 観戦記

オリックスバファローズvs福岡ソフトバンクホークス(京セラドーム)
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3連戦の3戦目。昨日から大阪入りしていた福岡の知人と新大阪で待ち合わせて、京セラドームへ移動。
夏休みで、しかも日曜日とあって、ドームは家族連れや子供連れの人達でいっぱいなんだろうなぁ…と覚悟はしていましたが、案の定、猛暑の中にも関わらず開場前から長蛇の列…
適度に水分補給をしながら待ち、開場後に、前日バッタリ会った関東の応援仲間と連絡を取り合いました。
この日は、いつも一緒に観戦する地元のメンバーが来られないため、関東からの遠征組との合同観戦に。

一昨日はバファローズ、昨日はホークスが取って、1勝1敗。
2カード連続負け越し中のホークスには、何としても勝って欲しいところ。
先発投手は、バファローズがユウキ、ホークスはルーキーの大隣。
台所事情が苦しい先発投手陣の救世主に、大隣がなってくれればいいが…

 

試合開始。
1回表、本多のヒットとバファローズのバッテリーミスや守備の乱れにつけ込んで、ホークスが幸先よく1点を先制!
しかし…直後の1回裏、ホークスにも同じようなバッテリーミスが出てピンチを招き、ラロッカのタイムリーで同点に…
さらに打ち取った打球がポトリとレフト前に落ちたり、ボテボテのゴロがちょうど野手の間を抜けるという不運も重なり、大隣は立ち上がりから3失点…
それでも大隣は2回以降は踏ん張り、3回裏は一死2,3塁のピンチも切り抜けるなど、粘りのピッチングを見せてくれます。
が、悲しいかな、打線の援護がない…
3回には川崎のヒットと多村の四球にバッテリーミスも加わり、二死2,3塁と一打同点のチャンスだったが、松中が凡退。
4回以降は、ユウキの人を食ったようなスローボールにも翻弄されて、走者すらなかなか出せず。

  

6回裏に2四球と犠打で一死2,3塁のピンチを招いたところで、大隣は降板。
後を継いだ藤岡に何とか踏ん張って欲しかったが、またしてもバッテリーミス(捕逸)により、4点目を献上…1−4の3点差に。
大村と小久保を欠いて、ベストオーダーからは程遠く、4番の松中も音なしのホークス打線にとって、3点差を追いつくことは至難。
ユウキは7回で降板したものの、8回は菊地原、9回は加藤大に抑え込まれ、万事休す。

ホークス 1−4 バファローズ



大隣は敗戦投手にはなったものの、先発投手としての役割は果たしたと思います。
初回に不運な形で3点を失ったけど、大崩れせず、ゲームを建て直した。
6回に四球連発で、追加点を許すきっかけを作ってしまったけど…打線の援護もなかったし、可哀想な印象がありました。

振り返ってみれば、一にも二にも、打線の差が大きかった。
特に4番の松中…実は、この試合の松中の打席では、応援団が太鼓やラッパの鳴り物の使用をせず
これは何を意味するのかは、定かではない。
不振の松中に対する叱咤なのか、悩める松中には鳴り物抜きでファンの肉声を届けたほうが励みになると考えたのか…
いずれにしても、ホークスの応援団としては異例でした。
これからしばらく、松中の打席ではこの応援スタイルが継続されるかも知れませんが、それが松中に良い方向で伝わってくれれば…と願わずにおられません。

3連戦を1勝2敗で、3カード連続負け越しで、首位ファイターズとは2ゲーム差に…怪我人や不調者続出のホークスにとっては、苦しい状況になったなぁ。
フルメンバーが揃うまで、今は我慢のしどころですね。

試合の結果はともかく、この3日間で遠方から観戦に来ていた友人・知人と会うことができ、楽しい思い出も作れました。
2戦目、3戦目に一緒に観戦した福岡の友人には、大阪の案内もロクにせず、大したもてなしが出来なかったのですが…あとでお礼のメッセージを頂いて、嬉しかったです。
今後も、機会があれば、ぜひ大阪や神戸の試合にも足を運んできて欲しいと思います。

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