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2008年4月15日 観戦記

オリックスバファローズvs福岡ソフトバンクホークス(京セラドーム)
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自分としては、今シーズン初めての試合観戦。
この日は京セラドームで、同じカードの一軍戦と二軍戦の親子カードが組まれていて(午前10:45から二軍戦・サーパスvsホークス、午後6時から一軍のバファローズvsホークス)、仕事が休みだった自分は両方を観ることに。



当初、この日は一人で観戦の予定でしたが、この二軍戦で偶然にも大阪在住のホークス仲間・UNIQLOさんとお会いしまして…
その流れで、ナイトゲームの一軍戦もUNIQLOさんと2人で観戦することになりました。
二軍戦が終わったのが13:15頃で、一度ドームを出て食事を済まし、再開門を待って外野入り口ゲート付近で待機していると、何度かお酒や観戦をご一緒したことのある、大阪在住のYさんという鷹ファンの男性を発見!
彼も4人のご友人と来られていて、我々もその仲間に加えて貰うことになり、6名でレフトスタンドに陣取り。

 

両先発投手は、バファローズが左腕の山本、ホークスがパウエル。
いわずと知れた、ホークスとバファローズの二重契約問題でシーズンオフに揉めに揉めた、パウエルがホークスの先発…
因縁の対決となってしまったため、さぞかしバファローズファンの野次は辛辣だろうなぁ…荒れた試合になるだろうなぁ…と、あちこちで囁かれていて。
UNIQLOさんも「勝っても負けても、後味悪いかも…」と不安そうでした(^^;

そんなこんなで、試合開始。
そのパウエル、2回裏にいきなりカブレラ、濱中にソロアーチを打たれ、2点を献上…
直後の3回表にホークスは一死満塁のチャンスを作るが、多村が併殺打…orz
すぐ裏には、また無死1,3塁のピンチを招き、完全に流れがバファローズに傾き、試合が壊れかけましたが…
犠飛かと思われた飛球がレフトに上がったが、松中が好返球で刺し、無失点に!
5回裏も一死3塁のピンチを凌ぎ、何とか2失点のみでパウエルが踏ん張る。
その間、ホークス打線はチャンスらしいチャンスも作れず、試合の流れをつかめなかったが…

6回表、一死から多村が内野安打で出ると、4番松中がライトスタンドへ同点2ラン!

 

フラストレーションが溜まっていたレフトスタンドが、ようやく盛り上がりました。
同点に追いついてもらったパウエルは、また二死からローズに打たれてピンチを招きますが、どうにか後続を抑えると、7回表には、この回から登板の本柳から川崎が勝ち越しのタイムリー3ベース!
8回表にはバファローズのリリーフ3番手・吉野、4番手・ヤングを攻略し、小久保の2ラン、的山、川崎の連続タイムリーで4点を追加し、レフトスタンドは完全にお祭りモード(^^)
序盤の重い試合展開が嘘のように、見知らぬ人同士でもハイタッチを交わし、最高潮の盛り上がりでした。

  

ただ…この8回表終了時点で7−2と5点リードではあったのですが、ホークスベンチに気の緩みが出てしまった。
7回からパウエルをリリーフし、好投していた久米を二死1塁で降ろし、森福にスイッチ。
翌日の試合に備え、勝ちパターンのリリーフを極力温存したいと考えたのだろうが、替わった森福は連続四球で二死満塁に…
ここでまた投手を藤岡に替えるが、その藤岡は古木に押し出し死球を与え、たった1球で降板…
楽勝のはずが、一発を打たれたら同点という局面を作ってしまい、結局は勝ちパターンのリリーフ小椋を投入するはめに。
何とか、小椋が代打・迎を三振に仕留め、4点リードを保って9回に繋げましたが、さすがにこの8回裏だけは「なにやっとんじゃ!エエ加減にせぇよ!」と、レフトスタンドからは殺気立つ声があちこちから上がってしまった( -_-)
今シーズン、終盤のリードに気を緩めて選手を交替させ、落としてしまった試合をすでに経験してしまってるので、とても嫌なムードになりました。
やっぱり、ゲームセットになるまで油断は禁物。

 

結局、9回裏は小椋がバファローズ打線を難なく抑え、ホークスの勝利。
8回裏のもたつきがなければ、文句なしのゲームだったが…
それでも、不安定ながらも要所で踏ん張り、試合を作ったパウエルは、ホークスに移籍しての初勝利!
小椋がプロ入り初セーブ!
打線も、松中と小久保に揃ってHRが出て、チャンスを確実にモノにし、快勝と言ってもいいゲームでした。

ホークス 7−3 バファローズ

懸念されたパウエルへのブーイングは、試合中はそれほど聞こえなかった。
しかし、試合後のヒーローインタビューでは、パウエルに怒号がライトスタンドから浴びせられ…
やや後味が悪くなってしまいました。
やはり、因縁は出来てしまったようで…今シーズンの彼の登板試合は、なにかと注目を集めそうです。

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